上野の街は都心から離れた下町都会

上野には庶民的な風土を感じさせるものがあり、庶民的な育ちをしてきた者にとっては、過ごしやすい場所です。それでいて、街並みのスケールは東京であることに変わりなく、大都会の中心ビジネス街から少し離れた違和感もある独特の江戸っぽい場所といえます。都心部から外れた下町ではあるけれど、街にビルが建ち、都会になったという感じがします。

この上野にある飲食店に入店して食券を買って食事をしていたとき、庶民的な雰囲気があって、おいしく食べることができました。安っぽくて柄が悪いというのではなくて、下町都会の街の雰囲気がしていました。

後日、ふたたび訪れたときには、いかにも飛脚っぽい格好をしている人がいて、手車に人を乗せるサービスがありました。たぶんそれは祝日の連休中のことだったと思いますが、何人かその手車に乗って遊覧しているようでした。近くには神社があって、その手前の道には露店が立ち並んでいて、これは独特の露店の並び方をして、独特の雰囲気がありました。祭りの屋台が並んでいて、売っているのが日本の人形とか得体の知れないのがあるという様相です。

こういったように、上野の街は奥深いものがあるように思います。昔の江戸っぽさが残っているような場所です